大臣認定偽装・緊急アンケート調査結果(2)“建築不信”の連鎖を不安視
「建築確認の停滞と合わせて、どこまで建築界が落ち込むのかと懸念している」――。大臣認定制度の形骸化があらわになった一連の不祥事。建材・設備ガイド上で行ったアンケートでは、建材の大臣認定偽装事件は「氷山の一角だと思う」と全体の86%が回答した。自由意見では、防耐火建材以外への波及を懸念する声も目立つ。
次々に発覚する偽装で、発注者や消費者の建築界への信頼は揺らいでいる。「建て主から材料は大丈夫かと聞かれても安心の根拠を示せない」、「新規購入検討者からの質問に、営業が正当に回答できずに逃げられてしまう」など、発注者対応に苦心する実務者の声が多数、寄せられた。
実務者が最も不安視しているのは、“建築不信”の負の連鎖だ。改正建築基準法の施行で混乱する建築界に、さらなるダメージが加わりかねない。国が検討している再発防止策が、改正建築基準法と同様に性悪説の立場で行われることに対する警戒感も根強い。
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